イタリア

November 20, 2014

勝負に対する姿勢

本田は年末のミランーレアル戦には出場せず、代表合宿に参加することになったそうですね。どんだけ日本代表が心地良いんだよって、思ったら、日本サッカー協会側に召集権があるんですね。イタリアは代表試合が終わって、週末のダービーに向けて話が盛り上がっています。ミランは復活したエルシャラウィに期待が集まっています。そりゃそうだ。

さて今朝のネットの記事で「日本代表はクリンチを覚えるべき」という記事がありました。
https://newspicks.com/news/707959/?more=true

色々突っ込みどこが満載の記事だと思うのですが、それが著者の思うツボでしょうか。いつもこの人の記事はこんな感じ。
モハメドアリを例に出し、もはやよくわからない。。後半の17分で時間稼いでるチームなんてそもそも見たことないし、そんなことしているようじゃ、その後の試合も絶対に勝てない。

W杯優勝の目的意識が足りないと嘆いておられます。これに関しては少し共感できるのですが、ちょっと思うことが。

よく、欧米では練習ですら削り合うと言われます。これは表現を変えれば「勝ちたい気持ち」の表れです。そこらへんのおっさん達のサッカー、「ガチ」です。さすがにケガをさせるようなラフなプレーは見られないですが、味方同士で喧嘩したり、外した時のリアクションはプロ顔負けです。日本人なら「そんなマジになんなよ。。」です。でも、そういう文化なんです。勝負の時は「リアルガチ」が当たり前です。誰も笑ったりしない。別にサッカーだけじゃなく、バレーだって、バスケだってなんだってそう。そういう「文化」。 プロの試合ではそんな奴らがわざわざ金を払って、見に来る。殺気だって応援する。プロはそれに応えなければならない。そんな殺気だった雰囲気は特別ですし、メディアも相当の圧力も日本のそれと全然違う。

「勝つ」ために何をするか。「点を入れるため」にどうプレーをするか。その目的に向かって、全員がプレーします。そのためには強引なミドルシュートもある程度自分勝手なドリブルも許されたりします。その嗅覚を持って、結果を出し、上へのし上がってきた選手が、プロになり代表になる。「自分たちのサッカー」をするためでは決してないってことです。 

W杯などの大一番では、さらに集中力を増し、一発を「狙い」に行きます。だからこそのスーパープレーが生まれます。「自分たちのサッカー」を目指すと限界は決まってますし、勝ちに対してのアドリブ的感覚が失われます。 

大事なのは勝負に対する姿勢です。 

drecom_takah at 09:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 19, 2014

2-1 オーストラリア戦。結局勝負するところはどこなのか??

今日は昼間に日本vsオーストラリア、夜はイタリアvsアルバニアの親善試合。なぜかメディアは「ザック流で勝利」との見出し。ヤフー見てるだけでも、メディアよりコメントしている人たちの方が見る目があるのが日本の現状ですね。フットボールチャンネルがそんなんだから、非常に残念であります。ザックは試合途中でフォーメーション変えたり、選手起用の決断もあそこまで早くない。形は4-2-3-1で同じかもしれませんが、内容は全く違います。評価すべきところだと思います。

しかし、問題は山積み。流れの中で酒井のクロスなど所々いいポイントもあったけど、バリエーションが非常に少ない。ポイントはどこで勝負したいのかが全くわからない。足元で止めて、周り見て、パスを出す。ペナ付近であそこまで回させてもらえるのはアジアまで。ダイレクトのプレーやワンツーがもっとあってもいい。しかし、一番足りないのはドリブルでの勝負。サイドで乾とかはできると思うんだけど、もっと仕掛けないと相手のDFは絶対に崩れない。全部中に入って、横に繋ぐかセンタリング。そこからのシュートもないし。攻撃陣はそこら辺のアイデアというか意思が全く感じられませんでした。

そして、香川か本田はどちらか一人でいい気がします。。。現状だと本田かな。ただ、サイドをスピードで勝負できないのは辛い。スピードもありつつ、しっかりキープできるサイドアタッカーを日本代表は募集中です。 

イタリアは中1日での二軍でしたが、非常に面白い試合でした。危ないシーンもありつつ、攻撃の意図はしっかりと伝わってくるし、もう少し完成度が上がればもっといいチームになるのがよくわかりました。おそらくこのメンツで試合をするのはほぼ初めてだったのではないでしょうか。 

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November 11, 2014

代表復帰

昨日、パルマ戦で2得点のテベス。ハーフェイライン手前から独走でスピードを落とさずにフィニッシュできるコンディションの良さ、雨の中にもかかわらず繊細なタッチができるテクニックはまさに圧巻でした。2点目もコンディションの良さが見えました。代表復帰が楽しみですね。

そして、もう一人サプライズ招集された輩がおりました。バロテッリです。コンテが代表監督になってから初招集ですね。コンテのような規律を重んじる監督がバロちゃんみたいな選手を招集するとはかなり意外です。それほど価値(可能性)のある選手ということです。24歳にしてW杯やユーロなどを経験しているのは攻撃陣ではあまりいないためですね。頑張って欲しいものです。やはりイタリアはバロちゃんをどう活かせるかが最大のポイントになります。強さ、上手さはズバ抜けてますので。しかし、ガゼッタはものすごく厳しい評価をしています。そこまで言うのかっていうくらい(笑)

Quando nessuno se l'aspettava piû: Mario Balotelli richiamaot in Nazionale.
(意訳:もう誰も期待してないのにバロテッリは再招集された。) 

Fuori dal campo resta un numero uno, sabato dopo la sconfitta con il Chelsea è stato in discoteca fino alle 4 e mezza del mattino.
(意訳:グロンドの外では常にNo1だ。土曜のチェルシー戦に負けた後、クラブに朝の4時までいた。)

相変わらず注目の的ですね。俺はいつでも期待しています。バロちゃんが代表で活躍した時が、カルチョ復活の時ですから。

おそらくバロちゃんの代わりに招集されるはずだったインシーニェが靭帯損傷で、復帰まで半年近くあかかりそうとのこと。今、かなり調子良かっただけに非常に残念です。靭帯損傷は本当に痛くて、復帰までも骨折並みにかかり、さらに復帰後も同じようにプレーできるかは定かではありません。本当に選手生命を脅かすケガなので、無事に戻ってくることを祈るばかりです。 

drecom_takah at 09:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

October 31, 2014

カピターノが帰ってくる!

さてガゼッタのウェブのトップニュースは、パッツォの奥様がインザーギ批判のインスタをしたとか、かなりどうでもいいことになっておりました。どうして関係ない人が出てきてニュースになってしまうの?と、常日頃から思います。まさにパッツァ。ガリアーニが直接電話をして、パッツォをなだめたみたいです。確かにプレーする時間はあまり与えられてないので、溜まるモノはあると思いますが、ミランからするとベンチに置いておくにはかなり都合いいのは間違いないです。器用ですし、何でも出来ますから。

さてもう一つ。こちらは明るい話題。ミランのカピターノことモントリーボさんが脛の骨折から完治したようです。長かった。イタリア代表にとっても痛かったですし、ミランにとっても、まあ本人が一番痛かったでしょうけど。これでミランの攻撃のバリエーションが増える可能性は大ですね。何よりボールを取ってからのカウンターの精度がかなり上がるはずです。これからリハビリなので、多少の時間がかかるとは思いますが、あとは本人次第なわけですね。いやでも期待しちゃいます。ti aspettiamo!!

Il Milan ritroverà a breve il suo capitano.
ミランは近々キャプテンを取り戻す。 

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October 29, 2014

テベス in Naziolanle

バロンドールはフランス語でballon d’or。イタリア語ではpallone d'oroですね。簡単です。最終候補の23人が選ばれました。イタリア人は何とゼロ。セリエAからはフランスのポグバが選ばれました。監督だとアンチェロッティとコンテ、二人選ばれています。

ガゼッタのサイトの中で、ファン投票ができるんですが、1位がCロナウド、2位ポグバ、3位ノイヤー。ポグバはないだろ。。。どんだけプライド高いねん、イタリア人。現状をちゃんと見極めないと。でも、ドイツ人に対して投票してるくらいだから、これでもかなり譲歩してるんだろうな。ドイツ嫌いな人結構います。個人的には今年はどう考えてもドイツの年だったかノイヤーでいいのかなと。GKが受賞したら市場二人目。過去にはレフ・ヤシンとかいうロシア人が受賞してます(1963年、古い)。

ユーベのGKはブッフォン。明日で何とユーベのゴールを守るのが500試合目になるそうで。
Estate 2001: casa Agnelli sborsa oltre 100 miliardi di lire per strappare al Parma il portiere della Nazionale.
2001年の夏、アネッリは1億リラ(おそらく50億円くらい)以上のお金を叩いて、パルマから代表のキーパーを奪い取って来た。
strappareは無理矢理感が満載です。ひったくりなどにも使います。
まあ結果からして、ユベントスには高くない買い物でしたね。おそらく引退するまでユーベでしょう。

そして、もう一つユーベの話題。カリートスが代表に復帰です。個人的にすごく嬉しい。約3年半ぶり。長かった。彼の言動はよく問題になるが、プレーの質は抜群。守備も最後まで出来る現代的なFWです。得点能力、パスセンスどれを取っても世界トップレベル。メッシがいただけで、代表に呼ばれなかったのは残念な限りです。特にあのW杯の決勝を見ると。。。泣
これからのアルゼンチンに期待。 


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October 28, 2014

Gazzetta dello sportのイタリア語2

さて、昨日のミランーフィオレンティーナの試合は少し寂しいものでした。やはりミラン再建への道はまだまだ遠いようです。やはり中盤の選手が足りません。誰か攻撃を組み立てられる人が必要。モントさん、早く帰ってきて。デ・ヨングはさすがで、ガットゥーゾを彷彿とさせる守備です。たまに器用なプレーをするところも似てるかなと思います。

本田さんに関しては、守備ではかなり貢献していたと思います。ボールの取りどころはしっかり抑えてる。しかし、攻撃ではやはり物足りなく、カウンター以外にもパターンを見つけて欲しい。そして、連携がまだまだですね。仲悪いんかな。。メネツはそろそろ終わりかな?って、思ってしまうくらい酷かった。師匠、早くセリエに慣れてください。

次の水曜はカリアリ戦なので、中二日ですね。厳しい。こんなんでまともにプレーできるはずないよな。僕はまだ土曜のサッカーの疲れが全くとれませんが。。。回復力っていうのも大事な要素ですね。

さて、今日ガゼッタはミランーフィオレンティーナ戦のLe Pagelle(通信簿)からの抜粋。
Abate 6.5:Inzaghi ha trasformato L'Abatino in Abatone.〜 
意訳(インザーギはAbatinoをAbatoneに変えてしまった。)

Abatinoは「司祭」という意味ですが、「チャラめの軟弱な男」という皮肉も含みます。そこから、Abatone(Abateの変形)「修道院長」に出世させてしまったわけです。インザーギはすごい!見事な駄洒落でございます。

Zapata 6:〜Peccato che a seguire incappi in qualche <<Zappata>>〜
意訳(不運なZappataが起きてしまったのは残念なことだ。)

Zappataとは「鋤でザクっ」とやる感じですね。失点のことを示してます。こちらも駄洒落でございました。

こっちではダジャレで思いっきり滑る感じもなければ、大爆笑になることもありません。多少の笑いが起きて終わることがほとんどです。もちろんレベルに因りますが。こういう笑いの文化の違いはとても困ります。口で生きている人間にとっては大問題。だからこそ精進しなければ。
 


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October 23, 2014

Gazzetta dello sportのイタリア語1

昨日のニュースもかなり賑わってました。ベルルスコーニがシャンパンを本田にプレゼントしたみたいで何よりです。ミランに残るためには彼か娘に気に入られることがまず必要条件でございます。そして、こちらも持ち上げられる時にもちあげておかないと。ガゼッタで日本人の記事がこんなに載ることは本当に不可能に違い。コンスタントに載ってるのは、テニスの錦織か体操の内村くらい。扱いはサッカーではないのでそこまで大きくないけれど、大会ごとにちゃんと載ってます。

今日はガゼッタの記事からの紹介。なぜガゼッタかというと、これしか購読してないから。でも、このピンクの新聞はイタリアで一番売れてる新聞です。スポーツ新聞のくせに。


・I sa­mu­rai sono or­go­glio­si e fe­de­li di na­tu­ra: Honda non era af­fat­to con­ten­to di aver tra­di­to la fi­du­cia del Milan. 

こちらでもサムライは日本人を表す言葉としてよく使われます。普通にお勉強するとgiapponeseですね。たまにnipponicoとか日本を示す時にsol levante(日出ずる)なんてのもよく見かけます。同じ言葉を繰り返すのを避けるためですね。

意訳)サムライは元来、誇り高く誠実である:本田はミランの信頼を裏切ったことに全く満足できなかった。
 
・Ha ac­ca­rez­za­to tre volte la palla prima di piaz­zar­la nell’an­go­lo.

 そして、こちらはベローナ戦の二点目のシーン。ポイントはaccarezzareです。辞書を引くと、「なでる、愛撫する、いとおしむ」などの言葉が出てきます。意訳すると「彼はボールをゴールの隅に置く前に、3回撫でた。」なんかしっくりこない。普通だったら「シュートする前に3タッチした」これで終わりだと思うんですけど、このイタリア語の文章のニュアンスをうまく訳せない。。。「撫で回した」かな。うーん、ちょっとイヤらし過ぎるかな。。。piazzareも「置く」という意味で使われます。丁寧に隅に蹴り込んだ感が伝わってきます。これも本田の性格を表して、記者は表現していますね。

速読もいいけど、精読も楽しい。そして、それを違う言葉に表すのって本当に難しいです。
話は関係ないですけど、ミラノの我々日本人チームはSol Levanteって言います。ミラノの旅行の際にボール蹴りたい人は是非お声掛けを。活動日は金曜の夜です。


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October 21, 2014

本田の本当の勝負はまだまだこれから

昨日はミランが勝利して、気分良く翌日を迎えております。さてガゼッタの一面はエルナンデスの宙返りに持ってかれてしまったけれど、大きく載っております。ここまで7試合で6得点は得点ランキング首位タイ。立派でございます。そのうちPKも蹴らせてもらえそうですな。そしたらかなり上の方まで期待できます。

昨年はボロクソの評価だったものの「今年は本物のお兄ちゃんが来た!」など高評価。昨日の試合もGazzettaは最高得点7.5を与えてました。Honda無しではミランは成立しないとも言われておろります。

たまにイタリアのマスコミは良い時は持ち上げ、悪い時はこき下ろすと言われてますがそれは当然のことです。よくネットで「俺はわかってた」「俺は応援し続けてた」とか言っている人がいますが、それは視点が大分違います。マスコミはその試合の出来を評価してるわけで、本来の実力がどうとか、ましてや応援なんて全くしてないので、「イタリアのマスコミは掌をすぐに返す」という意見は全くの筋違い。掌を返したように良くなったのは「本田のプレー」です。Gazettaの評価は基本、そんなブレてないと個人的には思ってます。

昨年は本当に酷いモノでした。正直サンシーロ行ったら、日本人ではないフリをしたいくらい。「この日本人の クソやろー」的なヤジがたくさん飛んでました。でも、そんな程度のプレーしかしてなかったですよね。連携云々より、フィジカルコンディションが明らかに悪かった。今は、最後まで走れてるし、長い距離を走った後も、しっかりとボールを蹴れてる。素晴らしい。

さて本題ですが、本田の勝負はこれからです。大体の流れとしては、

1.ベンチ入りする
2.試合に出る
3.活躍する(←今ここ)
4.チームで絶対的な存在になる&相手からマークされる
5.それでも活躍する
 
ですね。「0.(ビック)クラブに入る」があってもいいかもですね。日本代表の未来を考えると、4大リーグで4と5の位置に居る人が何人かいるとW杯ベスト8の道が確実に見えてきます。本田は3から4に移行できるかが見物です。おそらくシーズン入るまではミランの本田はノーマークでしょう。昨シーズンがあんな出来では当然。相手からすればエルシャラウィやトーレス、メネズを対策するのは当然。去年までは圧倒的にバロちゃんをマークしなければいけなかった。

ところがここまで結果を出してしまうと、「あら、Hondaをマークしないとだめじゃん。」という流れになります。超戦術大国イタリアのチームが対策を練らないはずがありません。マークがどんどんキツくなっていく。 その中でどれだけ結果を出せるかが勝負になります。いま、ヨーロッパでプレーしている選手はたくさんいるけれど、4、5の位置に居る人はほとんどいません。岡崎がなる可能性がある。過去に中田英ヒデと中村俊輔がいたくらいでしょうかね。4大リーグで毎試合、キーマンとして相手からマークされながら結果を出し続けることはまた一つ上のレベルの話です。

だからここからが勝負なんです!!がんばって! 今週末当たりは観に行きたいな。


drecom_takah at 06:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)